CGデザイナー・クリエイターになるには?年収・就職事情・仕事内容

モデルの出来栄えを左右するシェーダーのパラメータ「BRDF」とマテリアルの関係

今回はCG制作を行う上で非常に重要になってくる

 

BRDF

 

についてご説明します。

 

BRDFというのは双方向反射率分布関数ともいい

 

いわば光の反射モデルのことでモデルのマテリアル・シェーダーのパラメータの一つですね。

 

オブジェクトの光源に対するサーフェスの色んな角度から見た反射率を設定するわけです。

 

ここの設定如何によってオブジェクトの表面への写りこみ度が変化します。

 

鏡のようにしたければ反射率100%にするというわけです。

 

 

なぜこのような項目を設定する必要があるのかというと現実のものに近付けるためです。

 

現実の世界では人が見る視点によって反射の見えかたはかわりますよね。

 

それと同じでこのBRDFの値は色んな角度からカメラを向けたパターンの反射の仕方を設定することができます。

 

 

ここをうまく設定するとプラスチックや金属のような質感を忠実に再現出来たりします。

 

BRDFに関してはこちらのさいとも詳しく説明してくれています。

 

関連ページ

3DCGの歴史
3DCGデザイナーという職について理解する前にまず3DCGという分野について整理しておきましょう! 3DCGとは3次元コンピュータグラフィックスの略でコンピュータの計算によってパソコンやテレビなどのモニタの上に立体物を表現する手法のことをいいます。
「ベクタ表現」とは?ベクタ表現によるメリット・デメリット
ベクタ表現について説明します。 このベクタ表現は図形やイラストを線分で表す表現法です。
より実写的な表現が可能な「ラジオシティ法」とは
ラジオシティ法というのはCGにおいてより実写に近い表現をするのに行う計算手法です。
テクスチャマッピングの準備「UVマッピング」とは
UVマッピングというのは、簡単にいうとテクスチャマッピングを行う前の準備です。 テクスチャマッピングはオブジェクトに画像を張りつけてリアルな質感を作り出す作業のことです。
モデラーの腕の良しあしは「トポロジー」で決まる!
トポロジーの重要性について説明します。 トポロジーというのは「構成」という意味で 3DCGにおいては 「モデルを形成しているポリゴンの組み方」 をトポロジーと呼んでいます。
リアルな画像作成に欠かせない「シェーディング」とは
「シェーディング」について説明します。 シェーディングというのは3次元グラフィックスにおいて用いる用語の一つで、物体に光が当たった際の濃淡の具合を計算して表示させることをいいます。陰影処理ともいいますね。
影付け手法の代表格!「レイトレーシング法」の意味と適用例
レイトレーシング法というのは光線追跡法とも呼ばれ3DCGにおいては物体を光源で照らす際に行われる計算のことです。
物体の周囲の写りこみを疑似的に再現する「環境マッピング」とは
環境マッピングというのはテクスチャマッピングの一種ですが用途が少し特殊です。
よりリアルな映像表現を可能とする被写界深度について
被写界深度というのはいわば 被写体を綺麗に映し出す範囲 のことです。 ピントを合わす、といいますよね。そのピントをどこまで合わすか。 それが被写界深度です。
物体の見た目を大きく左右する「法線」とは
CGをやっていると 「法線の向きを合わせる」「法線の向きを逆にする」 などといった言葉を目にすることが多いと思います。
近年個人での利用も可能になったモーションャプチャとは
さて今回ご紹介するのはモーションキャプチャという3DCGに対する動き付けの手法です。 人間など手付けでは表現しにくい動きを表現したいとき非常に重宝される技術ですね。
3DCGでアニメ調の表現を可能にする「セルシェーディング」とは?
トゥーンレンダリングは3DCGにより2次元アニメのような表現を可能にする技術のことで「セルシェーディング」とも呼ばれます。
3DCGと「三次元座標系」とは?右手系、左手系って?
空間にX軸、Y軸、Z軸を与えて座標を定義できるようにした空間を三次元座標系といいます。 この三次元座標系というのは右手系と左手系がありそれぞれX軸、Y軸、Z軸の向きがことなります。

TOP 仕事内容 就活 必須スキル 学校 ソフト レンダラ ポートフォリオ