CPUへの負担を激減させ高速で高品質な画像を生成できる有料レンダラVray
V-rayもまたMental-Rayに並び代表的なレンダリングソフトウェアの一つになります。
有料なぶんメンタルレイよりもいくらか先を行っている感じはします。
価格は12万ほどでまあ手が出せないレベルではありませんね。
メンタルレイより歴史は浅く2002年にChaos Group Ltdというブルガリアにある企業が開発しました。
このソフトもまた映画やゲーム、建築、デザインと幅広い業界で支持されており非常にニーズのあるレンダラといえるでしょう。
対応しているソフトも多くmaya、max、softimage、blender、cinema4dなど多くのソフトで力を発揮してくれます。
特に3dsMaxとの相性が抜群でこのレンダラとMaxの豊富なプラグインで表現できない事はないですね。
Vrayの特徴としては生成される画像の鮮明度があげられます。
メンタルレイでは適当な設定だとベベルに途切れがでてしまうことが多いのですがVrayだと適当に精度を上げるだけで途切れは解消され綺麗な画像を生成することができます。
あとはレンダリング速度が速いこと、プレビューや最終レンダリングで色んな設定ができることなど
有料ですがこうした問題解決面での時間的コストを考えれば無料のメンタルレイより魅力的だったりします。
こちらはV-Rayの公式販売ページです。
まあ有料といっても10万くらいなら一カ月分のバイトと考えれば安いかもしれませんね。
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