フォワードキネマティクスとインバースキネマティクスの違い
フォワードキネマティクスとインバースキネマティクスの違いがよくわからないという人が多いようなので解説しておきます。
フォワードキネマティックス
フォワードキネマティクスというのは肩・肘・手首全ての回転角度をアーティストが指定して腕の動きを再現するアニメーション手法のことです。
例えば肩の関節を回転させるとすると、それに付随して上腕・前腕・手が全て回転することになります。
なので動きの調整が難しく、意図した通りに動かせるようになるにはそれなの経験が必要になります。
インバースキネマティクス
インバースキネマティクスではフォワードキネマティクスのように肩・肘・手の角度を各々指定してあげる必要はありません。
手の位置を決めるだけで肩と肘の角度もコンピューターが自動的に設定してくれます。
インバースキネマティクスというのは逆運動学による動作付けという意味です。大抵のソフトウェアではインバースキネマティクスでは間接の曲がる角度や方向を制限することができます。
これにより腕が脚がありえない角度や方向に曲がるということを回避することができます。
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