ユーザとハードの仲介人「OS」の役割と種類・選び方
PCの大変重要な要素OS(オペレーティングシステム)の役割についてご説明します。
OSの役割とは
パソコンの動作を管理するプログラムをOSと呼びます。
つまりOSがないとパソコンは目的の動きをしてくれずアプリも起動できなければインターネットもできません。
Windows7だとかWindows8と呼ばれるもののことです。
円盤ディスクで売られておりPCを組み立ててバイオス設定が終了したらこれを光学ドライブで読み込みOSをインストールします。
OSの役割
OSの役割としては我々ユーザがソフトウェアなど起動してなにかアクションを起こした時にその命令をハードに伝えることです。
いってみればOSはパソコンとユーザのコミュニケーションツールだな。
通訳みたいなもんと思えばいい。
OSを新しくする、入れ替えする場合はパソコンも新しくすることをお勧めします。
例えば4年前のWindos7が最新だったころ購入したパソコンに、新しいwindows8のOSを入れてもハードが対応していないためうまく動作しない可能性もあります。
OSの種類
ちなみにパソコンのOSの種類は
Windows
Mac
Linux
Unix
などがあります。
各OSごとに特徴などありますが3DCGソフト・動画編集ソフトなどはWindowsにしておけば大抵対応しているので無難な選択だと思います。
32ビット版対応、64ビット版対応どう違うの?
この二つの大きな違いとしてはメモリの容量にあります。
32ビットOSで扱えるメモリの量
⇒3GB
64ビットOSで扱えるメモリの量
⇒12GB
64ビットの方が良いってこと?
そうですね。メモリを多く扱えるということはその分同時に扱えるデータ量が増えてパフォーマンスが向上するということです。
なので3DCG制作用ワークステーションにおいては64ビットOSは必須といっていいと思います。
ソフトウェアも32ビットでは動かない、または快適に動作しないことが多いです。
Mayaもver2015から64ビット限定になるみたいですしソフトウェアの質向上に伴い扱うデータも大きくなるのでこの傾向は今後強くなるのではないでしょうか。
映像制作ソフトアフターエフェクトも確かCS6あたりから64ビット限定になったはずです。
映像制作にも3DCG制作においてもメモリの容量が求められる以上、あえて32ビットを選ぶ理由はありません。
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