ゲーム用と業務用パソコンの違いは？大きな違いはグラフィックボード？
ゲーム用ＰＣと３ＤＣＧ制作や動画編集等の業務用ＰＣの大きな違いについて説明します。
どちらも３Ｄの描画に重点を置いているって点では一緒。ではゲーム用では業務用として使えないの？？
３Ｄゲームも３ＤＣＧ制作・高度な動画編集も３Ｄグラフィックの扱いにおいて高いＰＣパフォーマンスを要求される点ではかわりありません。
ですが同じパソコンで両方の作業を快適に行えるのかというとそうでもありません。
同じ３Ｄでもゲームで扱うのと業務で扱うのとでは要求される規格が違うのです。
その違いが顕著にでているのがグラフィックボードです。
ゲーム用グラフィックボードの特徴
ゲーム用ＰＣに特化したグラフィックボードはGeForceシリーズというNvidiaから販売されているグラフィックボードです。
Geforceはゲーム用（DirectX）に最適化されているＧＰＵを使っておりゲームのリアルタイム３Ｄ表示において高いパフォーマンスを発揮します。
３ＤＣＧ制作・ＣＡＤ用グラフィックボードの特徴
反面３ＤＣＧやＣＡＤで３Ｄデータを業務として扱う場合
よく用いられるのは同じくNvidiaのQuadroシリーズやＡＭＤのfireproシリーズです。
こちらは３ＤＣＧソフトウェアのＵＩであるOpenGLに最適化されたＧＰＵを採用しており３Ｄビューにおける高解像度メッシュやテクスチャの表示において高いパフォーマンスを発揮します。
ＣＰＵやＨＤＤに関して
またレンダリングや動画編集のエンコードにはクロック数の高いＣＰＵが必要とされるためゲーム用ＰＣのＣＰＵより高速な場合が多いです。
そして動画や３Ｄデータはデータ量が膨大な為に容量の大きいＨＤＤを使っている傾向があります。
用途によるＰＣの傾向の違いを理解して正しい構成のＰＣを組めるようにしましょう。
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