メリット３ ノードベースド・オペレーション
Mayaの特徴としてノードという概念があります。
ノードを理解することはすなわちMayaを理解することに他なりません。
Mayaでいままでモデリングやアニメーションをやったことのある人はたくさんいるでしょう。
その段階を車で例えるならば、車の運転ができるようになったというところでしょう。
しかしもしも車内部のパーツの詳しい機能や構造について説明を求められたらおそらく厳しいかと思います。
Mayaのノードを理解する段階というのはまさしく車の内部構造を理解する段階と同じと言えます。
ノードというのはオブジェクトに含まれている情報のことを指します。
- オブジェクトがもつ位置情報をトランスフォームノード
- オブジェクトが持つ形状情報をシェイプノード
といった呼び方をします。
Mayaのシーンは全てこのノードで成り立っているのです。
なのでMEL言語で機能を拡張するにも、リグで特殊なアニメーションを実現するにもまずはこのノードの理解を始めることから始める必要があるわけですね。
ノードの概念があるおかげでユーザーは非常に汎用性の富む表現を生み出すことが可能となります。
Mayaをある程度触れるようになった人は、今度はノード（Mayaの内部構造）への理解を深めてみてください。
ノードについてはMayaリギングという本において詳しく解説されています。
この本はキャラクターのアニメーションセットアップのための解説書ですが、Mayaというソフトウェアの根本を理解できるよう設計された本です。
リグ以外にも得られるものがとても多いのでおすすめの本ですね。
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