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ボディーのモデリング

ボディのモデリングに関してアドバイスです。

 

ボディに限らないことですがやはり骨格や筋肉に沿ったモデリングを心がけることが大切です。

 

骨格は体の凹凸を決めますし無視できない存在です。

 

まあできれば人体の骨のデッサンが完璧にできるようになることが望ましいかもしれませんが、時間がかかります。

 

すぐにモデリングにかかりたいという場合、下絵を用意しましょう。

 

4枚用意するのがのぞましいですね。

 

骨の下絵と筋肉の下絵をそれぞれ2枚ずつサイドビューとフロントビューを用意します。

 

そして下絵にそってモデリングしていくと筋肉と骨両方の構造を確認しながらモデリングを進めることができます。

 

骨だけ見たい時は筋肉の下絵は非表示にしておけばいいですし、必要に応じて下絵の表示非表示を切り替えてください。

 

またボディのサイドからみたラインは直線ではなく、脊柱の湾曲に沿っていますよね。

 

脊柱には4つの湾曲があるので、どこでどのように湾曲するのか抑えておきましょう。

 

〜背部に関して〜

 

あばら骨の背部は広背筋という筋肉で大部分が覆われています。

 

そしてその広背筋が背中の外観のフォルムに大きく関係しています。

 

広背筋は上腕骨から、骨盤の背部にかけて流れており腕の伸展や内転の役割を持っています。

 

腕のモデリング

腕の骨は

 

上腕骨

 

尺骨

 

頭骨

 

からなりこの骨の出っ張りとまとわりつく筋肉により腕の外観のフォルムを形成しています。

 

 

腕の筋肉は肩から流れている三角筋と肩甲骨から流れる上腕二頭筋、上腕二頭筋と隣り合わせの上腕三頭筋。

 

そして前腕を屈曲させるための上腕筋ときて、前腕筋へ繋がる構成になっています。

 

腕の筋肉の流れや骨格はしっかり頭に入れておいた方がモデリングしやすいとおもいます。

 

腕のフォルムは立体的に表現しようとするとより一層難しさが増します。

 

腕の絵や写真を模写するだけではやはり角度やポーズが大きく変わった時に対応するのが難しくなるので、根本的に構造を理解しておくことをお勧めします。

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