ピクサーが開発を手掛けたフルCG向け高性能レンダラ「レンダーマン」
今回はこれまた有名なレンダリングエンジン「レンダーマン」の解説になります。
レンダーマンはかの有名なピクサーアニメーションスタジオが開発を手掛けたことで知られています。
意外と知られていませんがピクサーってあのスティーブジョブズが設立者なんですよ。
レンダーマンの価格
このレンダーマンはMayaのプラグインとして発売されていて価格は10万ほどです。
10万円は大金なのですが3D系のソフトとしてみると安く思えてくる不思議・・・。
Mayaとか50万近くしますし゚∀゚)・∵. ガハッ!!
レンダーマンの特徴
レンダーマンの特徴としてはやはりピクサー発祥のレンダラというだけあって非常に複雑なシーンのレンダリング能力に長けているというところでしょう。
ピクサーアニメーションを見たことある人ならわかると思うのですが、非常に複雑な動き、複雑な反射表現複雑な自然表現などが現実世界に忠実に表現されていることがわかると思います。
ピクサーは実写と違い全てを3Dアニメーションで表現しなければいけないわけですからこういった複雑な処理を高速で行えるレンダラが必要というわけです。
あとレンダーマンは今のところ(2013年1月現在)Maya対応しかしておりませんのでご注意ください。
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