2Dでも3Dでも難しいといわれる衣服の表現
キャラクター制作をする時に衣服の表現技術というのは見た目の躍動感やリアリティを高めてくれます。
ですが衣服というものは表現することが難しく、慣れていないとなかなか自然なしわや質感を表現できません。
衣服の表現方法には2つあります。
一つはシュミレーション。Mayaはその機能に特化したnClothというシュミレーション機能があります。
重力による垂れさがる衣服、風にゆらめく布などを表現するのに大変便利な機能ではありますが万能ではありません。
例えばジャンパーのような布地の厚い衣服をシュミレーションで再現するのは困難ですし、衣服の素材、着用方法によっては手付けで皺をつけなければならないことも多いです。
下記画像をご覧のように服や着る人によっても衣服の変形は違ってくるので普段からよく観察しておくといいかもしれません。
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