ポートフォリオ用のファイルについて/ちょっとした気遣いが採用の可否を分ける!

ポートフォリオ用のファイルについて/ちょっとした気遣いが採用の可否を分ける!

 

ある程度作品が溜まったらポートフォリオ作りに取り組みます。

 

ポートフォリオというのはただ作品を単調にみせるだけではマイナス評価になってしまいます。

 

中身のレイアウトや構図、見せる順番によっても大分印象は変わってきます。

 

とくに気を使ってほしいのは作品を入れるファイル作品は普通A4サイズまたはB4サイズの用紙にプリントアウトしたものをファイルにいれて提出します。

 

基本的に1ページ1作品をドでかく掲載して次のページで細かい解説や別アングルからの画像は掲載していく流れです。

 

で、このとき使うファイルですが100均で売っているような安物をそのまま使うのはあまりお勧めしません。

 

手抜きと判断されかねません。

 

百貨店の文具コーナーなどに売っているしっかりとした外装をしたものか、100均で買ってきたファイルを自分なりに加工したほうがいい。

 

映像作品の紹介ページの裏に、DVD封入用のポケットを作ってすぐに動画が再生できるようにする心遣いなども大切です。

 

どんな種類のファイルがベスト?

 

僕が使っていたファイルはパンチを使って紙に穴をあけてそこに、リングを通して冊子にしていくタイプ。

 

いわゆるリングファイルというやつで順番を容易に入れ替えられるというメリットがあります。

 

ただしこのファイルを使う場合紙に穴をあけることを考慮して作品を掲載するレイアウトを決めなければならないので注意です。

 

ファイルなんて作品と関係ないからどうでもいいじゃないかと思うかもですが、人事はこういう細かい気配り、こだわりから人間性を判断してきます。

 

ファイルを含めて作品だと言うことを忘れてはいけません。

 

決して手抜きをしないようにしましょう。

 

ポートフォリオに関してさらに詳しくしりたい方へ

なおポートフォリオに関してはWEB・グラフィック・ゲーム・映像・・・全てのクリエイティブ業界就職の為のポートフォリオ作成のアドバイスにてさらに多くの情報を載せていますので、こちらもご参照頂ければと思います。

 

ポートフォリオ関連の参考書籍

 

ポートフォリオの実例集やポートフォリオの何たるかがよくわかる書籍情報です。

<クリエイティブ業界を目指す人のための ポートフォリオ見本帳>

 

<本の内容>

タイトル通りCGデザイナーやグラフィックデザイナー、イラストレーター、WEBデザイナーなどクリエイティブな職業を目指す人に向けたポートフォリオ作成の指南書です。実際に内定をもらった人の例を見ながら作成の注意点やポイント・作り方について解説されています。CG業界もゲーム業界もWEB業界も違う業界ながら根本的に大切な部分は同じなんだなというのを教えてくれる本でもありますね。

<クリエイティブ業界に就職するためのポートフォリオの教科書>

<本の内容>

上記の「クリエイティブ業界を目指す人のための ポートフォリオ見本帳」が「いわゆるポートフォリオの実例集」であり実際に内定をもらったポートフォリオの数々が掲載されているのに対し、この教科書は「そもそもポートフォリオとはなんたるか?」という部分に重点をおいて説明されている本当に「教科書」のような内容です。企業がポートフォリオを求める意味や心得、ファイルの選び方、使用する用紙、映像作品の記録メディア、評価されるものとされないものの違い・・・など作る前に理解しておかねばならない情報が実際に業界で働いている人のインタビューなどを通して詳しく掲載されています。反面実例集に関してはあまり多くないので「ポートフォリオがなんたるか?」をもうわかっているという人は別に買わなくて良いような内容です。

 

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