CGデザイナー・クリエイターになるには?年収・就職事情・仕事内容

CGデザイナー目指す人必見!評価されるポートフォリオの作り方

CGデザイナーになるには企業に自分の作品集、つまりポートフォリオを見てもらわなくてはいけないわけですが、どんな感じに作ればいいのかわからない人も多いと思います。

 

なので簡単にご紹介したいと思います。

 

企業が作品集として提出を求めてくる添付作品は

 

3DCG作品
映像作品
デッサン

 

の3つです。

 

デッサン映像作品は企業によっては必須ではないですが自信があるものがあれば合った方が絶対に良いです。

 

特にデッサンは自分の造形力を評価してもらうのにはうってつけですからね。

 

ただ今までデッサンなんてやったことないのに「ポートフォリオのために急いでつくりました」みたいなものだと返って逆効果になりかねません。あくまで自信があればのっけてください。

 

ポートフォリオの提出の仕方

提出の仕方は企業によって違うかもですが基本的には以下の形です。

 

・3DCG作品

画像とその作成手順などの説明書きをワードなどで作成し印刷してファイリングしたものを提出人に依っては作品集を製本したりかなり凝った形にする人もいます。

 

・映像作品

USBやDVDなど記録メディアにデータを移して提出

 

大抵はDVD提出を求められます。オーサリングしてどんな機器でも再生できるように配慮も必要です。

 

・デッサン

紙に描いたものをファイリングして提出。通常3D静止画作品と同じファイルに入れます。

 

ただデッサン作品は絶対必要というわけでもありません。今までデッサンをやったことない人が申し訳程度に描いたものなどは返って逆効果になる場合もあります。

 

ポートフォリオ作成上の注意点

 

また載せる作品はできるだけあまりオリジナル性のないものにしましょう。

 

というのも例えば、あなたがオリジナルのモンスターを3Dで作ったとします。

 

でも採用する側としてはそれを作品として見せられても元の形がわからないため、あなたに造形力があるかどうかが正当に評価できないのです。

 

なので作品として提出するとしたら
オリジナルではなく既存のキャラクターや工業製品をそっくりそのまま3Dで起こしたもの、または絵に描いたもの(デッサン)がベストです。

 

この出来によってあなたの立体を観る力を人事担当の人が判断できます。

 

あと制作時間・使用ソフトなどもちゃんと記しておきましょう。

 

似たようなものを作っている学生がいたとして、それに1時間かけた学生と10時間かけた学生では当然評価が違ってきます。

 

以上のことを留意してポートフォリオは作るようにしてください。

 

ポートフォリオに関してさらに詳しくしりたい方へ

なおポートフォリオに関してはWEB・グラフィック・ゲーム・映像・・・全てのクリエイティブ業界就職の為のポートフォリオ作成のアドバイスにてさらに多くの情報を載せていますので、こちらもご参照頂ければと思います。

 

ポートフォリオ関連の参考書籍

 

ポートフォリオの実例集やポートフォリオの何たるかがよくわかる書籍情報です。

<クリエイティブ業界を目指す人のための ポートフォリオ見本帳>

 

<本の内容>

タイトル通りCGデザイナーやグラフィックデザイナー、イラストレーター、WEBデザイナーなどクリエイティブな職業を目指す人に向けたポートフォリオ作成の指南書です。実際に内定をもらった人の例を見ながら作成の注意点やポイント・作り方について解説されています。CG業界もゲーム業界もWEB業界も違う業界ながら根本的に大切な部分は同じなんだなというのを教えてくれる本でもありますね。

<クリエイティブ業界に就職するためのポートフォリオの教科書>

<本の内容>

上記の「クリエイティブ業界を目指す人のための ポートフォリオ見本帳」が「いわゆるポートフォリオの実例集」であり実際に内定をもらったポートフォリオの数々が掲載されているのに対し、この教科書は「そもそもポートフォリオとはなんたるか?」という部分に重点をおいて説明されている本当に「教科書」のような内容です。企業がポートフォリオを求める意味や心得、ファイルの選び方、使用する用紙、映像作品の記録メディア、評価されるものとされないものの違い・・・など作る前に理解しておかねばならない情報が実際に業界で働いている人のインタビューなどを通して詳しく掲載されています。反面実例集に関してはあまり多くないので「ポートフォリオがなんたるか?」をもうわかっているという人は別に買わなくて良いような内容です。

 

前へ:CGデザイナーの面接で聞かれること
次へ:ポートフォリオ用のファイル

関連ページ

CGデザイナーに就職するまでの流れ
CGデザイナーという職についてわかったところで次はどうすればCGデザイナーという職につけるか、という大事な部分についてご紹介したいと思います。 5ステップに分けて順々に紹介していきますね。
未経験でもCGデザイナーになれるか
未経験からCGデザイナーになるというのはつまり今の職業からCG制作未経験の状態でCGデザイナーへ転身することですね。
CGデザイナーへの転職
CGデザイナーへの転職は考える人が結構多いようです。 好きを仕事にしたい、今の仕事にやりがいを感じないCG系の専門をでて就職したはいいけど思っていた仕事内容がデザイン系とはかけ離れている・・・などなど。
独学でのCGデザイナーへの道
未経験者がCGデザイナーになろうと思い、まず頭に浮かぶことは「独学」だと思います。 確かに会社勤めでスクールに通う時間が取れなかったり学費面で厳しいものがあったりする場合は 「できることなら独学で・・・」 と考えるのも自然のことでしょう。
CGデザイナーの募集をしている企業は?求人情報
多くの企業は新卒の求人情報をリクナビやクリ博ナビなどの就職ポータルサイトなどに載せていますが登録が面倒だと思いますし、新卒になるのはまだずっと先の話という人も多いと思うので何社か参考に載せておきますね。
CGデザイナーの面接で聞かれること・質問
今回は一次選考を通った次の段階、つまり面接対策についてです。 一次選考っていうのはつまりポートフォリオの選考に通ったらってことね。
ポートフォリオ用のファイルについて/ちょっとした気遣いが採用の可否を分ける!
最新のCGに関するニュースをお届けします。映画・ゲーム・アニメ・IT・ジャンルは様々です。
フリーランスのCGデザイナーになるには?また実情について
デザイナー系の仕事をしている、または目指している人ならば一度はあこがれるものですよね「フリーランス」という ものには。
海外・ハリウッドでCGデザイナーとして働くには
CGといえばアメリカやイギリスなどの海外のレベルが非常に高いですね。日本のレベルも決して高くはないのですが予算や人材不足もあってか後塵を拝している感じです。 そしてハリウッド映画等を見て自分も超大作に関わりたいと思う人も多いでしょう。ですが海外で働くことが途方もない夢のような感覚になってしまうのが日本の現状です。ですがそんなのは錯覚で海外で働く為のいくつかあるステップを少しずつこなしていくことで意外と簡単に海外就職は可能です。
CG制作の現場で使える英語力を鍛えるには?勉強法とは?
海外での就職を目指す以上最低でも現地の日常会話レベルはマスターしなければなりません。
目指せ!海外就労!ビザを取得するには?そもそもビザって何?
海外で働く為の大事なステップとしてビザの取得という関門があります。 ビザというのはいわば海外に入国するための切符です。
3DCGを学ぶには専門学校か大学どちらがいいでしょうか?
高校生や中学生の学生さんに良く聞かれる質問です。 「CGデザイナーになるためにはどのような進路に進めばいいのですか?大学?専門?」 といった疑問をお持ちの方が大変多いようですね。
美術大学に入ってCGデザイナーを目指すメリットとデメリット
CGを学ぶにはどうすればいいのだろう?専門学校、美術大学、独学、などなど方法はいくつかあります。それぞれの勉強法のメリット、デメリットなどをご紹介したいと思います。
専門学校に入ってCGデザイナーを目指すメリットとデメリット
今回は専門学校にて学べることについてです。 専門学校で授業の範囲内で教えてもらえるのは基本的にツールの使い方のみです。
3DCGを学ぶのに独学でやるべきか、学校に通うべきか。正解はない
3DCGを学ぶにはそれなりにお金が必要だと言うことを知っておかねばなりません。

TOP 仕事内容 就活 必須スキル 学校 ソフト レンダラ ポートフォリオ