ライティングの基本
CGにおけるライティング技術の基本を解説しています。
ライティングの基本
ライティング技術はコンピュータ・グラフィックスの技術が発達する前から確立されていました。
絵画や写真、映画など古くからある分野でライティング技術は重要視されてきたからです。
そして僕たちCGクリエイターとって長年培われたライティング設計の技術を学ぶことはより良い作品を作りだす上で欠かせない要素となっています。
光の発生源を知る
ライティング設計を行う上で最初に着目すべきなのは「光の発生源」です。(業界用語でモチベーションといいます)どのような光を再現したいのかを考える上で発生源の考察は必要不可欠になります。
画面外の光源であっても被写体を照らしているのが何なのか、というのは常に想像する必要があります。画面に映る全ての「リアリティ」に関係するからです。
光の質を知る
光の質とは光の角度、柔らかさ、投光パターン、色などシーンを照らす光源の性質のことです。
光の角度:シーンを照らす光がどこからきているのか
柔らかさ:光の弱まりかた。ソフトライトかハードライトか
投光パターン:目に見える光のパターン(例:木の木漏れ日)
色:色温度やカメラのホワイトバランスによって左右される光の色
私たちはCG作品を作る上で、光の発生源が何なのか、その光がどのような質をもっているのか、というのを現実世界の光源を見て考察していきます。
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