豊富なプラグインの3ds Maxの特徴・Mayaとの違い
3ds MaxはMAYAと並び広いシェアを持つ高機能な3DCGソフトウェアです。
日本ではMAYAの方が多くの企業で使われていますが、世界でみたらMAYAとMAXのシェアは半々といったところ。
[3DSMAX無償体験版ダウンロードページ]http://www.autodesk.co.jp/products/autodesk-3ds-max/free-trial
MAYAとMAXはどう違うの?
基本的にできることは大体同じです。
ただお互いに強みや弱みがありますね。
Mayaのメリット
例えばMAYAはアニメーションに強く操作性もシンプル。
そして参考資料が多く、日本では圧倒的なシェアを誇る、という強みがあります。
映画のCGに使われているのは大抵MAYAです。
Mayaのデメリット
逆にMAYAはプラグインがあまり発達しておらず、性能を拡張させるにはスクリプトでプログラムを書く必要があります。
だから企業向けなのです。プログラマーを雇えばいくらでも化ける可能性を秘めています。バリバリにカスタマイズできるのです。
ということはこれはデメリットにもなります。プログラムが出来なければ壁にぶちあたるということですね。
Maxのメリット
対してMAXは市販プラグインが豊富で機能の拡張がプログラムを書かずとも可能です。個人でも機能拡張の自由度が高いのです。
またエフェクトもMAXが若干上回っている印象を受けます。
例えばMAXだとこんなプラグインがあります。
これは雪を積もらせるやつですね。
SNOW GUN from clovis gay on Vimeo.
Maxを動画で学ぶ
入門者用に簡単そうなのを一つ・・・
Maxの作品集
Max20周年記念のデモリールです。20年分の作品が流れるのでいやあ歴史を感じますね。
3dsMax関連の参考書籍
書籍名:Autodesk 3ds Max Autodesk 3ds Max Design ビジュアルリファレンス2
価格:5,400 円
内容:Autodesk 3ds Max Design ビジュアルリファレンス2は全3dsMaxユーザ必見の機能解説書です。全書のボリュームをさらに質と共にグレードアップされており3dsMaxで出来ること、知りたい機能などが広く深く網羅してあります。具体的にはUIの解説、モデリングのデータフロー、ボーンの作成、コンポジタ、シャドウ、レンダリングなど初心者がとっつきにくいであろう機能についてもわかりやすく説明してくれています。
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