3DCG用のパソコンの特徴を知る/ワークステーションとは?
ワークステーションについて解説していきます。
ワークステーションというのは用途が業務用に特化しているパソコンのことを指しています。
電気屋さんで店頭に並んでいる家庭用とはちょっとというか性能的には全然違うんですね。
(まずパソコンの仕組みがよくわからないという場合は⇒最低限のパソコン知識を身につけようをご覧ください。)
まずおおきな違いとしてはワークステーションには不必要なソフトは入っていないということ。家庭用の最初から組まれているPCの場合最初から色々なソフトが入っているんです。
ワークステーションでは必要なアプリだけチョイスしてインストールすればいい。アプリに関しては最初はほぼ空っぽの状態だからな。無駄に高価にならなくて済むわけだ。
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使用パーツの違い
ワークステーションにはグラボにNvidiaのQuadroやAMDのFirepro,8GB以上ものメモリ,クアッドコアのCPUなどとても家庭用としては必要ない性能の高さを持っています。
こういったパーツはユーザの希望に合わせて組まれています。もしくはユーザが自分で組み立てます。
ワークステーションを作成してくれるメーカーをBTOパソコンメーカー。
(⇒BTOパソコンメーカーの種類)
自分で組み立てることを自作するといいます。
BTOパソコンを買う
BTOパソコンとはこちらが「これこれこういうパーツ構成にしてください」とお願いしてドスパラやDELLのようなBTOPC販売会社に作ってもらったPCのことです。
今はネット注文で簡単にカスタマイズすることができ、パワーのあるPCを作ることができますが選べるパーツが限られていること、ある程度PCの知識が必要になることは知っておく必要があります。
自作する
文字通り自分でパーツをかき集めてPCを自作するという選択です。当然全て自分で行う以上失敗のリスクも付きまといますし、完成してからも故障などの際は自分でなんとかしなければなりません。ですが選べるパーツの選択肢が多い・ハードに詳しくなるという大きなメリットがあります。これは今後の成長を飛躍的に伸ばします。
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ノートかデスクトップか
パソコンを選ぶ上で
デスクトップにするか
ノートにするか
というのは誰しも迷う選択肢だと思います。
とはいえ用途によってはどう考えても迷う必要はないのに迷っている人なども見かけます。
これはやはりこの二つの違いを単に持ち運びできるか、そうでないかという部分でしか認識していないからだと思います。
もちろんここは大きな違いの一つではありますが根幹ではありません。
本格的な3DCG制作に取り組むのならデスクトップ1択
グラフィックボードの性能、メモリ容量、冷却性能、モニタの大きさなどCG制作において重要になってくる部分は全てにおいてデスクトップが勝っています。
ノートパソコンの欠点
持ち運び性重視で機能が抑えられている
パーツ交換も容易ではない
ノートパソコンの利点
持ち運びに便利
打ち合わせ時のデータ確認などに必須
デスクトップパソコンの種類
さらにデスクトップ型にも種類があり
タワー型
省スペース型
一体型
があります。
業務用に使われているのは大体タワ―型です。性能、拡張性ともに申し分ありません。
⇒タワー型デスクトップパソコンの性能的利点を知る
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